この記事では、家を買う時に発生するお金について初心者目線でわかりやすく書いています。
家の購入を今まさに検討中の私が、色々なサイトや情報誌から集めた情報を誰にでもわかるようにまとめてみました。
頭金以外で家を買う時に発生する初期費用一覧
ここでは、頭金以外で家を買う時に発生する初期費用を書いていきます。
項目ごとに*目安の金額も全て記載しておりますので、参考にどうぞ!
*目安の金額は特に記載のない場合『3,000万円の新築建売の一軒家(土地込み)』の場合で計算しています。
「家の契約」をするときに発生するお金
まずは家の契約をする時に発生するお金です。
印紙代は、契約書の記載金額によって税額が決定されます。
今回は『3,000万円の新築建売の一軒家』の場合ですので、5,000万円以下の区分の印紙税を記載しています。
その他区分の金額は、下記のページの一覧表よりご確認頂けます↓
「家の契約時のお金」について参考になるページ:三井不動産リアルティ(不動産を購入するときの税金ページ)
「ローンを借りる」ときに発生するお金
こちらは、ローンを借りる時に発生するお金です。
団体信用生命保険料(団信)とは?
「住宅ローン」について参考になるページ:SUUMO(住宅ローンを借りるとき、諸費用や手数料はどのくらい必要?)
「登記」の際に発生するお金
こちらは、*登記の時に発生するお金です。
登記の際には、大きく「3つの費用」が発生します。
その3つは「1.登録免許税」「2.司法書士や土地家屋鑑定士への報酬」「3.印紙税」です。
登記は住宅ローンを利用する場合の必須項目となっており、ほとんどの人は上記費用を負担しなければなりません。
もし住宅ローンを利用しない方でも、1ヶ月以内に”表示に関する登記”を行わない場合10万円以下の罰金(過料)となりますので、結局お金がかかります。
総額で35-45万円程度かかる登記代金ですが、自分で登記を行うことでおおよそ半額の20万円程度に抑えることができるようです。
このあたりは、私がもし自分で登記を行った場合に記事にしようかと考えています。
「火災保険」加入時に発生するお金
こちらは、*火災保険加入時に発生するお金です。
「”火災”保険」という名称から、火災のみの保険と勘違いしがちですが、その保証範囲は多岐にわたり以下のようなものが保証されます。
必ずついてくるメインの保証
オプションで付ける保証
上記の様なものが保証の対象となりますが、地震による損害は対象外というのが一番注意すべきポイントです。
地震への備えには「地震保険」への加入が別途必要です。
また火災保険では、その保険の対象を「1.建物のみ」「2.家財のみ」「3.建物+家財」の3つの中から選ぶことができます。
火災保険加入時に発生するお金:ざっくり15-20万円(建物の価格1420万円、新築一戸建て、沖縄県、家財保険500万円、地震保険なしの場合)
同じ保証内容でも、1年一括払いでは22万円程、10年一括払いでは16万円程と大きな金額の差が発生します。
本来、火災保険加入時に発生するお金については、簡単に目安の金額というのを出すことができません。
それは上記で説明した「保険の対象範囲(建物のみ家財も?)」や「建物の構造級別(MorTorH構造)」「保証の範囲(オプションはつけるか)」「保険の期間(1-10年)」「一括払いか分割か」など様々な判断ポイントがあるためです。
保険料をざっくり計算したい方は、コチラのサイトが参考になるかと思います:損保ジャパン日本興亜(1分でできる保険料クイック試算)
「不動産を買った」ときに発生する税金
こちらは、不動産を買った時に発生するお金です。
不動産取得税という税金がかかりますが、固定資産税などと違って取得した時に1度だけかかる税金になります。
なぜ0円となるかの計算例は以下の通り。
- 4,000万円の新築一戸建て物件(土地込)の場合です。
- 住宅(延べ床面積120㎡)取得価格:2,200万円/固定資産評価額1,100万円
- 土地(面積180㎡)取得価格:1,800万円/固定資産評価額1,300万円
- 住宅にかかる不動産取得税の税率は3%
軽減措置なしの場合
軽減措置ありの場合
このように、不動産取得税については軽減措置があり新築物件などの場合、納税額は0円となることが多いです。
しかし、不動産取得税の軽減措置を受けるためには”必ず自分から申告”をする必要がありますので注意が必要です。
不動産取得税は地方税になりますので、申告場所は『各都道府県の税事務所』です。
軽減措置の申請期限などを各都道府県の役場のページで調べてみましたが、明確に記載されているところはありませんでした。
新居に入居した数ヶ月後に「不動産取得税の納税通知書」が送られてきますが、家を買ったらすぐに管轄の『都道府県の税事務所』へ問い合わせるのが一番のようです。
「物件別」に発生するお金
こちらは、物件別に発生するお金です。
ざっくり初期費用の合計金額の目安を知るには?
ここまで細かい計算方法などを色々書いてきましたが、頭金とは別にかかる初期費用の目安を平均でみると以下のようになります。
まとめ
今回は「家を買う時に発生するお金を初心者目線でわかりやすくまとめてみました!」ということで、家を買う時に発生するお金についてまとめてみました。
これからしばらくは『家を買う時の税金の話』や『住宅購入時のポイント』などを初心者目線で記事にしていく予定です。
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