Cloudflareのメリットとデメリット一覧

Cloudflare メリット デメリット Cloudflare(クラウドフレア)
この記事は約8分で読めます。

この記事ではCloudflare(クラウドフレア)をWordPressサイトで利用する際のメリットとデメリットをまとめています。

Cloudflareとは?

Cloudflareは無料で利用できるCDNサービスです。

CDN(Content Delivery Network)は世界中に配置された代理サーバを使用することで契約しているレンタルサーバ等の負荷を分散し、物理的に距離が近いCDNのキャッシュサーバからコンテンツを配信することで、サイトの表示速度を高速化します。

スポンサーリンク

メリット(良いところ)

ここではCloudflareを利用するメリットを紹介しています。

簡単に導入できる

Cloudflareの導入は本当に簡単で『Cloudflare』にて無料アカウントを作成した後、サイトを登録し、利用中のドメイン管理サービスでネームサーバの変更を行うという流れです。

導入方法の詳細は下記の記事にまとめています。

毛玉
毛玉

「DNSレコード」などの聞き慣れない言葉が出てきて一瞬怯むかもしれにゃいけど、やること自体は超簡単♪ 調べながらでも5~10分あれば導入できたにゃ!

日本語にも対応

Cloudflareのダッシュボード(各種設定画面)は日本語に対応しており、英語を翻訳するという手間がかかりません。

無料で使える

2021年現在では様々なCDNサービスを選択することができますが、無料で使えるサービスは数える程しかありません

Cloudflareは導入も簡単ですが、やめる時もネームサーバの設定を元に戻した後、CloudFlareからサイト情報を削除するだけですので、気軽に試すことができます。

サイトの表示速度が早くなる

CDNを利用する一番のメリットはサイトの表示速度が早くなることです。

CDNを利用すると契約しているレンタルサーバからではなく、サイトにアクセスしたユーザーから物理的に最も近いCDNのキャッシュサーバを通じてコンテンツが配信される為、タイムラグが少なくなりサイトが高速化します。

表示速度 改善例

【Google Analyticsのサイトの速度】を確認してみると、CloudFlare導入前と比べて「平均読み込み時間」が約2秒早くなりました。ちなみにサーバは「ConoHa WING」を利用しています。

私

最初はCDNのサーバがレンタルサーバ等にコンテンツ(記事や画像等)を取りにいきますが、2回目以降はCDNのサーバにキャッシュ(コピー)されたコンテンツをユーザーに配信する仕組みです。

ロボ
ロボ

通常は【スマホ・PC→レンタルサーバ】となっているところを【スマホ・PC→CDN(Cloudflare)→レンタルサーバ】とします。

SEOに効果的

サイトの表示速度が早くなるだけでもSEO的に有利ですが、すぐにページが表示されるサイトは他の記事も読んでもらえる可能性が高くなり、回遊率の改善にも繋がります。結果Googleに評価されやすくなり、検索順位の向上も期待できます

私が管理しているサイトにCDNを導入し、1ヶ月間記事を更新せずに【直帰率・PV・アドセンスの収益】等を導入前と比較したところ【直帰率(約2%改善)PV(約8%UP)アドセンスの収益(約5%UP)】という結果が得られました。

レンタルサーバへの負荷を軽減できる

CDNを利用するとサーバに負荷がかかりやすいコンテンツ配信をレンタルサーバからではなく、CDNのサーバから行うことができます

私

レンタルサーバへの負荷が軽減されますので、ある程度アクセスのあるサイトでも安価なプランで対応できるようになり、サイトの管理コストを下げることができます♪

ロボ
ロボ

WordPressで作ったサイトはデータベースリクエストやPHP処理の負荷が高いので、PHPにより生成されるページのHTMLをキャッシュすることができれば、サーバのCPU負荷を大きく下げることができます。

キャッシュプラグインとの違いは?

WordPressのキャッシュプラグイン(WP Super Cache・W3 Total Cache 等)のキャッシュは「契約しているレンタルサーバ内」で処理されます。

CDNを利用した場合は「CDNのキャッシュサーバ」で処理されます。別サーバで処理しますので、レンタルサーバへの負荷をより軽減できます。

DDoS攻撃への対策ができる

CDNはレンタルサーバの前に設置されますので、複数のコンピュータから大量の負荷をかける「DDoS攻撃」を受けた時に盾の役割をしてくれます。

スポンサーリンク

デメリット(悪いところ)

ここではCloudflareを利用した時のデメリットを紹介しています。

Cloudflareが落ちるとサイトが見れなくなる

Cloudflareの利用を開始した時点で、サイトは全てCloudflare経由で表示されることとなります。

そのため、Cloudflareに障害が発生した場合、利用しているレンタルサーバ等が正常に動作していてもサイトを表示できなくなります

Cloudflareがサービスを開始したのは2010年で、過去の記事などを見てみると障害情報がいくつか確認できました。

しかし、ココ数年大きな障害は発生しておらず、長時間サイトが表示されなくなる可能性は低そうです。

Always Online™

Cloudflareには「Always Online™」という機能が用意されており、上記とは反対にレンタルサーバ側に障害が発生した場合、訪問者に対してWebサイトのオンライン状態を継続(Webページのコピーをユーザーに表示)することができます。

しかし、この機能は現在ベータ版(テスト版)であり『アクセス数の多いページをCache から配信します』と書かれていますので、全てのページを配信できるわけではありません。

キャッシュルールの設定をする必要がある

デフォルトの状態でも利用できるCloudflareですが、WordPress等で利用する場合には【最適なページルール(Page Rules)設定】をしないとキャッシュ事故」に繋がる可能性があります。

たとえば、WordPressにログインした状態でサイトを見た時にキャッシュされてしまうと「管理メニュー(ページの上部に表示されるメニュー)」や「非公開記事」「編集」ボタンなどが、ユーザーに表示されてしまう可能性があります

管理メニューにはログインに必要な【ユーザー名】が表示されていますし、ログアウトのボタンを押されてしまうと【ログインページのURL】まで知られてしまいますので大変危険です。

下記のページにWordPressサイトでCloudflareを使う時に最適なページルール(Page Rules)設定をまとめていますので、ご確認ください。

部分的にキャッシュさせると遅くなる

上記リンクの最適なページルールでは、全てのファイルをキャッシュするように設定しています。

ユーザーに表示することがない「管理画面」などをキャッシュ対象から外すことは問題ないのですが、一部のファイルをキャッシュすることができないサイトでCloudflareを使用すると遅くなる可能性があります。

ロボ
ロボ

全ファイルをキャッシュしない場合、毎回Cloudflareを経由してレンタルサーバ等へキャッシュできないファイルを取りに行くことになるため遅くなります。無駄な経路が増えてしまうということです。

キャッシュを削除する手間が増える

サイトの更新をすぐに反映させたい時には、Cloudflareの管理画面から手動でキャッシュを削除する必要があります。頻繁に情報を更新するサイトの場合、結構な手間になります。

サポートがない

有料プランには【メール・チャット・電話】でのサポートが用意されていますが、無料プランの場合は直接問い合わせをする方法がありません

「専用のコミュニティ」に質問することは可能ですが、回答が得られるかはわかりませんし、英語での利用となります。

サポートについて

2021年現在では日本でCloudflareを利用している方も増えてきており、インターネットで検索すれば、ほとんどのトラブルに対処できる印象です。

ただ、マイナーなレンタルサーバやWordPressのテーマ等を利用されている場合は解決策が見つけられないことも考えられます。

スポンサーリンク

Cloudflareのメリットとデメリット まとめ

今回はCloudflareのメリットとデメリットをまとめて紹介しました。主なメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット

CloudFlareは無料で導入することができ、サイトの表示速度が早くなるのでSEOにも効果的。DDoS攻撃への対策もできる。

デメリット

最大限の効果を出すためには「キャッシュルール」を設定する手間があったり、障害点が増える。キャッシュ事故のリスクも生まれる為、利用する前にCloudflare(CDN)の働きをよく理解する必要がある。

無料プランの場合、直接問い合わせができる窓口がない。

私

ネット情報を見ながらCloudflareに登録すると本当に約5分で利用開始できましたが「キャッシュの働き」や「知らない専門用語」などが気にかかり、安心して利用できるまでには2~3時間かかりました…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました