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ConoHaWINGでCloudflareを利用する方法

ConoHaWINGでCloudflareを利用する方法 Cloudflare(クラウドフレア)
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この記事では『ConoHaWING(レンタルサーバー)』を使用しているサイトで『Cloudflare(CDNサービス)』を利用する方法を書いています。

Cloudflareの登録・設定方法からメリット・デメリット、利用をやめて元の状態に戻す方法までを下記の項目ごとに解説しています。

私

Cloudflareを利用するとサイトの表示速度が上がり、セキュリティも強化されます。導入までにかかる時間は約30分です。

毛玉
毛玉

国内最速のレンタルサーバー「ConoHa WING」の速度を更に強化して、ライバルに差をつけるにゃ!

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Cloudflareの登録方法と基本設定

こちらではCloudflareの登録方法と基本設定についてをまとめています。

登録方法

Cloudflareの登録はとても簡単で登録するだけであれば約5分で完了し、ほとんどのサイトで表示速度を高速化できますのでチェックしてみてください。

ロボ
ロボ

基本的なサービスは無料で利用できます。登録料などもかかりません

基本設定

Cloudflareはデフォルトの状態でも使えますが、基本設定を行うことでより効果的に利用することができます

更にサイトを高速化させるだけでなく、セキュリティが向上する設定もありますので、下の記事にまとめてある【CloudFlareを無料で利用する時に最適な設定方法】をご確認ください。

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メリット・デメリット

ここではConoHaWINGでCloudflareを利用するメリット・デメリットをまとめています。

詳細は【Cloudflareのメリットとデメリット一覧】にまとめていますが、主なメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット

CloudFlareは無料で導入することができ、サイトの表示速度が早くなるのでSEOにも効果的。DDoS攻撃への対策もできる。

デメリット

最大限の効果を出すためには「キャッシュルール」を設定する手間があったり、障害点が増える。キャッシュ事故のリスクも生まれる為、利用する前にCloudflare(CDN)の働きをよく理解する必要がある。

無料プランの場合、直接問い合わせができる窓口がない。

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最適なページルール設定

Cloudflareにはページルール設定(Page Rules)】という機能があり、キャッシュさせるファイルを細かく設定することができます

適切なページルールを設定することで、情報漏洩のリスクをなくし、サイトをより高速化することができますので、下記記事にまとめてある設定をご確認ください。

リダイレクトループについて

ConoHaWINGでCloudflareを利用する際、最適なページルールを設定していても下記のようなエラーが出て、サイトが正常に表示されないことがあります

Chrome利用時のエラー表示
リダイレクトループ発生時

【このページは動作していません。〇〇(ドメイン名)でリダイレクトが繰り返し行われました。ERR_TOO_MANY_REDIRECTS】

リダイレクトループの主な原因

ConoHa WINGの独自の仕組みで、httpsへ自動的にリダイレクトされる仕組みを採用している為「.htaccess」や「プラグイン」等で、同様のリダイレクトを設定すると発生する。キャッシュが原因となることもある

私

私が管理しているサイトでもリダイレクトループが発生したのですが「ConoHaWINGのコンテンツキャッシュ機能」が原因でした。機能を「オフ」にしてからは一度もエラーが発生していません。

ロボ
ロボ

どのページでリダイレクトループが発生しているかで、解決策が変わります。【コンテンツキャッシュをオフ】で直るのは【エラーがトップページのみで発生している場合】です。

SSL証明書について

ここでは【CloudflareのSSL証明書の有効期限】などを紹介しています。

CloudflareのSSL証明書の有効期限

Cloudflareの無料SSL証明書の有効期限は基本的には1年間です。

「有効期限の例外」や「サイトに適用されている無料SSL証明書の有効期限を確認する方法」「SSL証明書の更新は必要か」などは下記記事に詳しくまとめています。

ConoHaWINGで全ての通信をSSL通信にする方法は?

ConoHaWINGでCloudflareを利用した時に全ての通信をSSL通信にする方法はあるか?」をサポートに問い合わせたところ【ConoHaWINGの仕様上、キャッシュサーバ(Cloudflare)とConoHaWING間の通信をSSL通信にすることは出来ません。】と回答がありました。

ConoHaWINGで全ての通信をSSL通信にする方法

2021年11月現在は「エンドユーザ(Browser)からCloudflare間」のみがSSL通信となり「CloudflareからConoHaWING(OriginServer)間」の通信は暗号化されません

Cloudflareをやめる方法

最後にCloudFlare導入後になんらかのエラーが発生し、サイトが表示されなくなった時に備えて、CloudFlareを停止・削除する方法(やめ方)を紹介しておきます。

CloudFlareは利用する環境によってはサイトが表示されなくなるリスクもあります。ですので、いつでも停止・削除できるように準備しておきましょう。詳細は下記の記事をご確認ください。

ConoHaWINGでCloudflareを利用する方法 まとめ

今回はConoHaWINGでCloudflareを利用する方法を紹介しました。

下記にConoHaWINGを使用しているサイトで、Cloudflareを利用する際の「良い点」と「悪い点」をまとめておきます。

良い点
  • サイトの表示速度が早くなる
    そのままでも早い「ConoHa WING」を更に高速化。
    ※CloudFlare導入前と比べて、サイト全体の「平均読み込み時間」が約2秒早くなりました。
  • 直帰率・PV・アドセンスの収益が向上
    ・直帰率(約2%改善)
    ・PV(約8%UP)
    ・アドセンスの収益(約5%UP)
    ※1ヶ月間記事を更新せずにCloudflare導入前と比較した結果。
  • レンタルサーバへの負荷を軽減
    アクセスが大幅に増加しても安価なプランのままで対応できるため、サイトの管理コスト削減に繋がる。
悪い点
  • SSL通信が不完全になる
    CloudflareからConoHaWING間の通信を暗号化できない為、セキュリティが低下します。
  • キャッシュを削除する手間が増える
    すぐに更新を反映させたい時に、Cloudflareの管理画面から手動でキャッシュを削除する手間が増えます。

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