この記事では、マイナンバーカードの電子証明書は引越しをして住所変更するとどうなるかなどを書いています。
e-Tax等に使用する「電子証明書の更新方法」や「マイナンバーに記載されている住所の変更方法」などをわかりやすくまとめてみました。
こちらは、新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策の一つである、1人あたり10万円を給付する『特別定額給付金』のオンライン申請にも関連した手続きになります。
上記関連記事は「e-Taxを使って納税地の異動(変更)手続きをする方法」をまとめたものです。
こちらは「マイナンバーカードの電子証明書を更新する通常の方法」をまとめた記事です。
マイナンバーカードの電子証明書は引越しをして住所変更をするとどうなる?
マイナンバーカードの電子証明書は引越しをして住所変更をすると一旦失効し、新しい役場で再度手続きをすることで元の有効期限のまま再び利用できるようになります。
役場でお話を聞いた時も一度失効するという点がわかりにくかったのですが、電子証明書は住民票の住所が変わると引き継ぐことが出来ない仕組みの為「失効→再登録」をする必要があるとのことでした。
その際、電子証明書の*有効期限は失効前と変わらず(*電子証明書発行の日から6回目の誕生日まで)、手数料などもかかりませんでした。
ここからは、役場での「電子証明書の失効→再登録の方法」と「マイナンバーカード記載住所の変更」方法をご紹介していきます。
マイナンバーカードの電子証明書の失効→再登録と記載住所の変更方法
ここでは、マイナンバーカードの電子証明書の失効→再登録と記載住所の変更方法をまとめています。
わかりやすいように「引越し”前”の役場ですること」と「引越し”後”の役場ですること」を分けて解説します。
引越し前の役場でする手続き
こちらは「引越し”前”の役場ですること」です。
【手続きに必要なもの】
- マイナンバーカード
*カード登録時に設定した数字4桁と英数字6桁以上のパスワードも必要です。[もしパスワードを忘れた場合は役場で再設定手続きができます。] - 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑
【手続きの流れ】
- 役場の『住民課』で、転出手続きを行う。
- 同じく『住民課』でマイナンバーカードの失効手続きを行う。
まず「マイナンバーカードの電子証明書失効手続の書類」に住所・氏名などの必要事項を記入し、印鑑を押します。
次にマイナンバーカードを職員さんに手渡し、専用のパソコンで暗証番号[数字4桁と英数字6桁]の入力を行い手続完了です。
引越し後の役場でする手続き
こちらは「引越し”後”の役場ですること」です。
【手続きに必要なもの】
- マイナンバーカード
*カード登録時に設定した数字4桁と英数字6桁以上のパスワードも必要です。 - 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑
【手続きの流れ】
- 役場の『住民課』で、転入手続きを行う。
- 同じく『住民課』でマイナンバーカードの再登録(継続利用申請)手続きを行う。
まず「マイナンバーカードの電子証明書再登録手続の書類」に住所・氏名などの必要事項を記入し、印鑑を押します。
次にマイナンバーカードを職員さんに手渡し、専用のパソコンで暗証番号[数字4桁と英数字6桁]の入力を行い手続完了です。
- 職員さんから【新しい住所がカード表の空白欄に記載されたマイナンバーカード】が渡されます。
*この時、電子証明書の内容も新住所に変更されています。もし本当に住所が変更されたか気になる方は『JPKI利用者ソフト』を使えば、自宅で確認できます。
その詳しい方法は『マイナンバーカードの電子証明書を更新しに役場へ行ってきました』の記事の後半”JPKI利用者ソフトを使った電子証明書の有効期間の確認方法”という項目と同じ手順で確認できますので、宜しければご覧下さい。
マイナンバーカード所有者の引越しまとめ
今回は『マイナンバーカード所有者の引越し 電子証明書の更新や記載住所の変更方法』ということで、マイナンバーカードをお持ちの方が引越しの際に行う手続きをまとめてみました。
色々と書いてきましたが、要点だけをまとめたものが下記になります。
上記関連記事は「e-Taxを使って納税地の異動(変更)手続きをする方法」をまとめたものです。
こちらは「マイナンバーカードの電子証明書を更新する通常の方法」をまとめた記事です。
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