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持続化給付金の申請方法を画像付きで解説します

個人事業主向け記事
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この記事では、2020年5月1日午前9時頃に申請受付が開始された『持続化給付金』の申請方法を画像付きで解説しています。

なお私は「青色申告で確定申告」をしている「個人事業主」です。

便乗詐欺に注意してください
2020年5月1日現在 経済産業省が送信した申請手続用のメールであるかのように装う『フィッシング詐欺』や『税理士などを名乗り、50万円で給付してもらう方法を教えるという詐欺』が報告されています。
持続化給付金を不正受給するとどうなる?
念の為、持続化給付金の不正受給が発覚した場合のことも書いておきます。今回の申請で提出した証拠書類などで、不審な点が見られる場合は調査を受ける可能性があります。

もし不正受給と判断された場合の『措置』は下記の通りです。

1.給付金の全額に、不正受給の日の翌日から返還の日まで、年3%の割合で算定した延滞金を加え、これらの合計額にその2割に相当する額を加えた額の返還請求。

2.申請者の法人名等を公表。不正の内容が悪質な場合には刑事告発。

[例]
2020年5月1日に100万円を受給。

同年11月1日に不正受給が発覚し同じ日に全額を返還した場合。185日間[5/1~11/1]の延滞金(年3%)=15,205円これらの合計額(不正受給額+延滞金)の2割に相当する額が加えられるので『1,000,000円+15,205円×1.2』=1,218,246円を返還する必要が出てきます。

つまり半年程経った後に不正受給が発覚した場合、1,218,246円-1.000,000円=『218,246円』を不正受給額に追加して返還請求されます。

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持続化給付金の申請方法を画像付きで解説

持続化給付金申請手順
1.「持続化給付金のホームページ(開設済み)」にアクセスします。

持続化給付金のホームページにアクセス→画面下部の『申請するボタン』をクリック

2.持続化給付金のホームページにアクセス後、画面下部の『申請するボタン』をクリックします。

『事業形態(法人・個人事業者)』にチェック→『メールアドレス』を入力→『全ての事項に同意します』にチェック→『次へ』をクリック

3.その後表示される画面で『事業形態(法人・個人事業者)』のどちらかにチェックを入れ、『メールアドレス』を確認用まで入力し、『全ての事項に同意します』にチェックした後、『次へ』をクリックします。

持続化給付金事務局から『仮登録完了メール』が届く

4.メールアドレスを入力し、次へをクリックすると1分ほどで持続化給付金事務局から『仮登録完了メール』が届きますので、メールに記載されている『URL』をクリックします。

『ログインID』『パスワード』『パスワード(確認用)』を入力→『登録』をクリック

5.『仮登録完了メール』に記載されているURLをクリックすると、『持続化給付金のマイページ』にログインするためのIDやパスワードを決める画面へ遷移します。

任意の『ログインID』と『パスワード(8文字以上・1個以上の数字・1個以上の数値)』を入力した後『登録』をクリックします。

この時の『ログインID』と『パスワード』は申請の修正等に使用しますので、メモしておいて下さい

持続化給付金 申請フォーム1

持続化給付金 申請フォーム2

6.『ログインID』と『パスワード』を決めて登録を押すと、自動的にログインされ『持続化給付金 申請フォーム』が表示されます。

申請フォームでは下記のようなことを入力します。

1.『宣誓』欄に全てチェックを入れる。
計7つの注意事項が表示されていますので、全て確認しチェックを入れます。
2.『基本情報入力』
「屋号[*必須項目ではありません]」「本店所在地(代表者の住所地)」「書類の送付先」「業種」「開業日」「代表者氏名」「代表者氏名(フリガナ)」「代表者生年月日」などを入力します。
3.『売上入力』
「年間の事業収入(2019年の年間収入)」「売上減少の対象月(比較する月を選択)」「月間事業収入(2020年の収入)」「売上減少の対象月の前年度売上額(2019年の収入)」を入力します。
4.『口座情報入力』
「種別(普通・当座)」「金融機関コード」「金融機関名」「支店コード」「支店名」「口座番号」「口座名義」を入力します。
*支店コードや金融機関コードは『こちらのページ(金融機関コード 銀行コード検索)』から確認できます。
*口座名義は全角で入力すると自動的に半角に変換されます。
5.『口座情報添付』
「通帳のオモテ面」「通帳を開いた1・2ページ目」の画像ファイルを選択し添付します。
*ここでは特に記載されていませんでしたが、ネット銀行の場合は「4.の口座情報の内容」がわかる画面のスクリーンショットでOKとのことです。
6.『添付書類』
「2019年の確定申告書第一表(必須)」「2019年の所得税青色申告決算書(1)(2)」「2020年の対象月の売上台帳等」「本人確認書類(1)(2)」「確定申告に収受印がない場合の追加書類(納税証明書、e-taxの受信通知)」の画像やPDFファイルをそれぞれ選択し添付します。*所得税青色申告決算書は2つのPDFに分けて添付したほうがスムーズに申請できると皆さん仰っていますが、私は1つのPDFファイルで申請できました。(ファイルの確認も問題なさそうです。)

恐らく”ファイルを選択”というのが(1)(2)の2つに分かれていることが原因かと思いますが、1つは未添付の状態でも問題なく申請できます。

*私の場合、「売上台帳」はエクセルで作成したものをスクショし、画像ファイルとして提出しました。

『持続化給付金 申請フォーム』で全ての項目を入力後、確認画面が表示される

7.『持続化給付金 申請フォーム』で全ての項目を入力し確認ボタンをクリックすると、先程入力した情報を確認できる画面に遷移します。

全ての項目を再確認し、間違いがなければ『送信ボタン』をクリックします。

『持続化給付金』申請完了画面

全ての手続が完了すると『持続化給付金』申請完了画面が表示されます。

もし、申請に不備があった場合には最初に登録したメールアドレス宛にメールが届き、メールの内容の確認はマイページにログインして行うとのことです。

※2020年5月1日(ホームページ開設日)は、正しいIDとパスワードを入力してもログインできない不具合が発生しています。

恐らくアクセス集中による不具合かと考えられますので、時間を空ければ解決するかと思われます。

通常ログインするとできる『申請情報の修正』なども出来ない状態(*下記に追記有)となっていますので、急ぎの方は『お問い合わせ・相談窓口』に記載されている方法(LINE・電話)から問い合わせるのが良いでしょう。
→*現状サイトの不具合で修正ボタンが機能しておらず『訂正依頼のメールが届くまで申告情報の修正(添付書類の訂正含む)不可』とのことです。

→*2020年5月2日追記 『申請情報の修正』の項目は『申請内容の確認』に変わっていました。持続化給付金のホームページ上からは情報の修正ができない仕様に変更されたようです。

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持続化給付金は申請後、最短でいつ振り込まれる?

持続化給付金【給付通知書】(個人事業主用サンプル画像)

持続化給付金は、最短の場合【2020年5月8日】に指定の口座に振り込まれるとのことです。

これはあくまでも申請書類などに不備がない最短の場合であり、5月1日に申請しても6月以降に支給されることもあるようです。

ただ、今回の申請方法ですと申請の段階で緊急性のある事業者を見分けることは困難かと思われますので、申請番号が若い順に支給される可能性が高いように思います。

また【5月6日21時頃の申請件数は44万件程である】とのことでした。

*2020年5月7日追記【少なくとも5月8日に約2万件以上、250億円の現金を届ける】との表明が首相からありました。(産経新聞の単独インタビューより)

持続化給付金の最新情報【*随時更新中】

5月8日 午前10時頃から持続化給付金の支給が始まっています

申請番号が若い順に支給される可能性が高いとされていましたが、申請番号100番代の方は未支給で10万番台の方が既に支給されていたりとどうやら申請順に支給ではないようです。

未支給の方への通知メールなどはいまだなく、早く申請された方々に不安が広がっている状況です。

5月11日 数件の入金が確認されています

いまだ未支給の方への通知メールなどは届いておりませんが、連休明けの5月11日(月曜日)の午前中に「入金があった」という報告が数件確認されています。

ただ、最速給付となる5月8日に比べると明らかに給付件数は少ないようで、引き続き早く申請された方々に不安が広がっている状況です。

5月12日持続化給付金の申請不備メールが確認されています

5月12日の午後4時頃より持続化給付金の申請不備メールが確認されています。

SNS上で不備メールが届いたという報告が少しづつですが見られるようになりました。
5月1日か2日に申請した方に届いているようで、書類の確認は少しづつですが行われているようです。

また不備メールが届いた方の持続化給付金サイトのマイページには【申請内容・添付に不備がありましたので修正してください】という表示とともに修正内容が表示されている模様です。

コールセンターへ問い合わせをした方のツイートには【申請から2週間の時点で、不備メールか不給付通知のいずれかのアクションがある】という返答が得られたという報告もありました。

5月13日 持続化給付金の振込みのお知らせハガキが確認されました
5月1日に申請した方に『持続化給付金の振込みお知らせハガキ』が少しづつ届いているようです。今回ハガキが届いた方は5月8日に既に入金済みの方で、このハガキが届くまで事務局からの通知は入金以外はなにもなかったとのこと。

5月14日 不備メールが多数確認されています
不備メールが届いている方はかなり増えてきているようですが、5月14日15時現在の給付件数は【27,000件程】となっており、 現状2週間以内に入金される可能性はかなり低そうです。
5月15日 初日(1日)に申請された方の入金報告が多数確認されています
5月15日の午前0時頃に『初日申請組でみずほ銀行を指定口座とした方の入金報告』が多数ありましたが、午前9時を過ぎてから『その他の銀行を利用している方の入金報告』も増えてきました。約2週間で入金とのことでしたので、1日からちょうど2週間となる本日に入金されるケースが多いようです。(*5月15日は金曜日ということも関係あるかもしれませんね)

5月18日 初日申請だが無連絡だという報告が多数確認されています
5月18日現在、初日(5月1日)に申請した方でもいまだ「不備メール」すら送られてきていないという報告が多数確認されています。これまで同様”どのような順番で審査が行われているのか”は明らかにされておらず、早く申請された方々に不安が広がっている状況です。※ログイン後のマイページにて『【お知らせ】現状の状況と今後の流れについて』と赤枠表示が出ている方も何名か確認されています。

同じページには「申請情報と添付書類の内容を確認しています」という内容も記載されているとのことです。

5月19日 初日申請の方の入金報告が多数確認されています
ログイン後のマイページにて表示されていた『【お知らせ】現状の状況と今後の流れについて』という赤枠表示が消えた翌日に入金されたという報告が多数確認されています。
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持続化給付金の申請方法まとめ

今回は、2020年5月1日午前9時頃に申請受付が開始された『持続化給付金』の申請方法を画像付きでご紹介させて頂きました。

下記は今回ご紹介した手続きの流れをまとめたものです。

  1. まず「持続化給付金のホームページ(開設済み)」にアクセス。
  2. 持続化給付金のホームページにアクセス後、画面下部の『申請するボタン』をクリック。
  3. その後表示される画面で『メールアドレス』を確認用まで入力し、『すべての事項に同意します』にチェックした後、『次へ』をクリック。
  4. メールアドレスを入力し、次へをクリックすると1分ほどで持続化給付金事務局から『仮登録完了メール』が届きますので、メールに記載されている『URL』をクリック。
  5. 『仮登録完了メール』に記載されているURLをクリックすると、『持続化給付金のマイページ』にログインするためのIDやパスワードを決める画面へ遷移するので、任意の『ログインID』と『パスワード(8文字以上・1個以上の数字・1個以上の数値)』を入力した後『登録』をクリック。
  6. 『ログインID』と『パスワード』を決めて登録を押すと、自動的にログインされ『持続化給付金 申請フォーム』が表示される。
  7. 『持続化給付金 申請フォーム』で全ての項目を入力し確認ボタンをクリックすると、先程入力した情報を確認できる画面に遷移するので、全ての項目を再確認し、間違いがなければ『送信ボタン』をクリック。
  8. 最後に『持続化給付金』申請完了画面が表示され、手続完了です。



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