PR

アフィリエイト収入有の個人事業主でも失業保険(雇用保険)は貰えます!

個人事業主向け記事
この記事は約9分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

どうも!2017年8月に会社員(本業)をしながら、個人事業主として開業した管理人tanitaroです!
この度2018年6月に会社を退職し、現在は個人事業主として【アフィリエイト+クラウドソーシング】で生計を立てられるように頑張っています!
今回は会社を退職してからハローワークに出向き、雇用保険受給資格者証を受け取るまでの流れを忘れないうちに記事にしておきます(笑)[この記事は2020年5月18日最終更新です]

スポンサーリンク

アフィリエイトをしていたり、個人事業主として開業届を出していても失業保険はもらえるの?

これ気になりますよね!

失業保険(雇用保険)といえば「無職の人が次の仕事が見つかるまでの間、生活を維持するために用意されている保険」で、収入がある人は貰えないと思っている人が多くいるかと思います。

私もその一人で、本業がある内に開業届を出して「会社員兼個人事業主」となっておりましたので、本業の会社を退職しても副業(個人事業)が本業となるだけで失業とは認められず、”失業保険は貰えないだろうな~”と半分諦めていました。

その大きな理由が、ネットで「個人事業主 失業保険」と検索すると”開業届を提出してしまうとその時点で失業手当を受給する資格を失ってしまう”と書いてあった為です!

他にも”貰うことはできますが、一旦個人事業を廃業する必要があります!”とか。ここで調べるのを止めていたら、危うく丸損するところでした。

この後、試しに「アフィリエイト 失業保険」で検索してみたら”ブログやアフィリエイト収入があっても失業保険の受給は可能”、”収入によっては減額の可能性はあるが基本的には貰えます”という記事が大量にHIT!

そうなんです!ほとんどの個人事業主は失業保険の対象外であるが【アフィリエイトの収入を青色申告するために開業届を出して個人事業主となった人】は*失業保険が貰えます!

アフィリエイトに限らず、個人事業主でも貰える可能性はありますので、まずはハローワークに相談することをオススメします。

ここからは上記に該当する方が失業保険を貰うまでの手順(今回は雇用保険受給資格者証を受け取るまで)を書いていきます。

*注意が必要なのは月収があまりにも多い方、具体的な金額は前職の給料などが影響しますのでわかりませんが、月収30万超え(私で10-15万程)の方は個人事業だけで生活できると判断されて貰えない可能性があります。

また貰えても減額が大きく、スズメの涙ほどしか支給されない可能性が高いです。

スポンサーリンク

失業保険(雇用保険)を貰うまでの流れ

ここからは私の実体験をもとに失業保険(雇用保険)受給決定の証でもある”雇用保険受給資格者証”を受け取るまでの流れを書いていきます。

雇用保険受給資格者証とは

流れを書く前に先程からよく出てくる、”雇用保険受給資格者証”について簡単に説明を。

雇用保険受給資格者証とは失業保険を受け取る資格を証明するものです。

離職理由や貰える失業保険の金額など色々書いてあります。ざっくりとこれを受け取ることができれば、失業保険が貰えると考えてOKです。

離職(退職)時にすること

まずは離職(退職)時にすることです。実際の例もあったほうがわかりやすいと思いますので、私の場合の「日付」なども書いていきます。

まず私が退職したのは「2018年6月16日」。私の場合、退職日当日に”雇用保険受給資格者証”を手に入れるために必要なものを受け取ることはありませんでした。

基本的には備品、健康保険証、社員証、名札、駐車場の鍵などを返して終わりでしょう。

会社を辞めて1~2週間後

会社を辞めて1~2週間程すると会社から

  • 健康保険資格喪失証明書
  • 離職票(1-2)

が届きます。

この内、”雇用保険受給資格者証”を受け取るの手続きに必要なものは「離職票(1-2)」です。

「離職票(1-2)」が手元に届いたら、

  1. マイナンバーカード(身分証+個人番号の書かれた紙でもOK)
  2. 離職票(1-2)※離職票-1に名前や口座番号を書いておくとスムーズ
  3. 印鑑(認印/シャチハタは不可)
  4. 写真2枚(縦3.0cm×横2.5cm) ※1枚は離職票-2の写真貼り付け欄に貼付。
  5. 失業保険振込用の口座通帳またはキャッシュカード ※通帳の方が確実だと思います。

この5つの物を用意して、みなさんの住所を管轄しているハローワークへ向かいます。

管轄ハローワークの確認は→「全国のハローワークの所在案内(厚生労働省)

私がハローワークへ行ったのは退職日から17日後の「2018年7月3日」でした。ちなみにハローワークはほとんどの地域で【平日の8:30~17:15】が利用可能時間です。

ハローワーク一回目

 

「2018年7月3日」の午前中にハローワークに到着しました。

本当は7月2日に全ての書類が揃っていたのですが、台風がきており行けませんでした。

以下ハローワーク一回目にやったことです。

  1. 総合案内でハローワークの利用手続き(ハローワークカードを貰う)
  2. 給付課というところで上記の5つの書類を提出(面談形式)
  3. 職業相談窓口で、求人検索機の操作方法などを教えてもらう。

一回目はこれだけです。

この中で重要なのが2番目の「給付課というところで上記の5つの書類を提出(面談形式)」のところです。

この時に失業保険の受給資格があるかどうかが決まるのですが、受け答えを間違えると貰えません。

以下、私とハローワーク職員さんの面談内容です。

担当者
担当者

こんにちは。今回は失業保険の手続きですね。
持参された書類を拝見させていただけますでしょうか?

私

はい。お願いします。

担当者
担当者

書類を確認しました。特に問題ございませんでした。

写真だけ後でお持ち下さい。
今なにかお手伝いしていることやどこかから収入を得ているということはありますか?

私

アフィリエイトやクラウドソーシングで少し収入があります。
また、個人事業主でもあります。

担当者
担当者

個人事業主の方は基本的には雇用保険は受給できません。

私

そうなのですね。しかし、まだ収入が少なく、個人事業主の収入のみでは生活できません。
その為、以前のように本業をしながら個人事業主を続けて行こうと考えております。

担当者
担当者

現在は具体的にはいくらほど収入がありますか?

私

10-15万円程です。

担当者
担当者

そうですか。お仕事を探す意思はあるということですね?

私

はい。あります。

担当者
担当者

わかりました。少々お待ち下さいませ。

~上司と思われる方と少し相談中~

担当者
担当者

おまたせしました。(持ってきた書類にハンコを押す)
雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり、失業認定申告書をお渡しします。
【初回講習セミナー】がありますので次は7月10日に来て下さい。

私

わかりました!

このようなやり取りがありました。

ここでの注意点は「個人事業主の方は基本的には雇用保険は受給できません。」のところで「わかりました。では。」と言ってしまうと貰えませんのでお気をつけ下さい!

必ず仕事(本業)を探す意思があることを伝えることが重要です。

『1回目のハローワークで貰ったもの』は

  • ハローワークカード
  • 雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり
  • 失業認定申告書+収入ある人用の申告用紙

です。

アフィリエイト収入がある人用の【失業認定申告書+収入ある人用の申告用紙】は他の人より記入内容が多く面倒です。

これは管轄のハローワークによって内容が違うようですので詳しくは書きませんが、下記のような項目を記入します。

  • 収入があった日
  • どこから収入を得たか
  • 何日働いたか
  • 働いたのは一日4時間以内?4時間以上?

などを私の場合、細かく記載する必要があり”報酬が振り込まれる口座のコピー”も必要とのことでした。

ハローワーク2回目

さてここまでで既に失業保険の”受給資格”は手に入れました。でも、まだ資格だけです。

ここからは実際に失業保険を受け取る為に動いていきます。

まずは1回目に案内された「2018年7月10日」の【初回講習セミナー】です。

初回講習セミナーはハローワークではなく、「ハローワークプラザ(簡易的なハロワ)」で実施されました。

  • 受給資格者のしおり
  • 失業認定申告書
  • 筆記用具(黒のボールペン)
  • ハローワークカード

上記のものを持ってハローワークプラザに到着。

100人ほどの方が椅子だけ置かれた大部屋に集められ、職員の方が”失業者の心得”を説明してくれます。

職業訓練校の職員の方のお話などもあったりして、全部で一時間と少し座っているだけで終了。

帰りに失業認定申告書に求職活動実績となるスタンプを押して貰えます。【初回講習セミナー】は求職活動実績としてカウントされるのですね。

このスタンプ(求職活動実績)が初回の認定日までに一つないと実際にお金を貰えるまでの期間が伸びてしまいます。

求職活動実績は初回はこの一回だけでOKですが、2回目の認定日からは各2回ずつ(スタンプ2つ)必要となります。

『2回目のハローワークでもらったもの』は

  • 求職活動実績のスタンプ
  • 大量の職業訓練校のチラシ

です。

ハローワーク3回目

「2018年7月17日」早いものでハローワークも3回目。この日はハローワークで行われる【雇用保険説明会】です。

この時の持ち物は下記の通りです。

  • 受給資格者のしおり
  • 失業認定申告書
  • 筆記用具

これだけです。

これらを持って指定の場所に行くと前回同様、100人ほどの方が椅子だけ置かれた大部屋に集まっていました。

【雇用保険説明会】はその名の通り、雇用保険を受け取るまでの流れを説明されます。

失業認定申告書の書き方や、雇用保険受給資格者証の見方なども教わりました。

この時、「年金事務所」の方も来られていて【厚生年金から国民年金へ切り替えの手続きをしていない方】はここで切り替えることができるようです。

開始から終了までは1時間30分程でした。

ここでようやく今回の記事のゴールである”雇用保険受給資格者証”を受け取ることができます!

『3回目のハローワークで貰ったもの』

  • 雇用保険受給資格者証
スポンサーリンク

次回以降の予定

次回は「2018年7月31日」に初回認定日があり、4回目のハローワークです。この記事の投稿日は「2018年7月30日」ですので明日ですね(笑)

また初回認定日が終わったら、そのことも記事にしたいと思います!

まとめ

今回は雇用保険受給資格者証[失業保険(雇用保険)受給決定の証]を貰うまでの流れを自分へのメモも兼ねて記事にしてみました。

途中、ハローワーク職員さんとの面談での受け答えによっても受給資格が認められない場合があるようですので、アフィリエイターで個人事業主の方の参考になれば幸いです。



コメント