当記事では15年間一度も虫歯になったことがなく、歯医者へも行っていなかった私が意を決して歯医者へ【歯石除去】に行った際のことを書いています。
保険適用?実際にかかった費用は?効果は?など参考にどうぞ!
歯石除去はなんのためにするの?
実際に歯石除去を行った感想を書いていく前に、そもそも歯石除去とはなんのために行うのでしょうか?
私はなにげにテレビで歯石除去の話を聞いて「15年も歯医者へ行ってないのはヤバイ・・・。」となってすぐに予約をしたのですが、実際はどのような人が歯石除去をする必要があるのでしょうか?
歯医者さんで実際に聞いてきました。
歯医者さんの回答は、”歯石除去を行う最大の理由は歯石が細菌のすみかとなって歯周病となるのを防ぐため”とのことです。
歯石があると細菌が繁殖するのを助けてしまい歯周病となるリスクが高くなるので、全ての人が理想的には「3ヶ月に一度」。最低「半年に一度」は歯医者さんで歯石除去を受けたほうが良いと仰っておられました。
歯周病は実は怖い病気で、歯周病が生み出した有害な物質が血液に乗って全身へ運ばれていくために、歯だけではなく、心筋梗塞や脳梗塞に繋がることもあるのだとか。
歯石除去は口臭の予防や歯をキレイにする効果もあるので、全ての人がやったほうが良いですね。
そもそも歯石ってなに?自分で取っちゃだめなの?
歯石ってなんなのでしょう?そもそもなぜできるのでしょうか?
このへんも歯医者さんが治療中に説明してくれたので簡単にまとめてみました。
歯石とは、歯垢が唾液の中のカルシウムとリンにくっつきできるもの。毎日どんなに丁寧にハミガキをしても必ず歯垢が残ってしまう。
この残った歯垢が約2週間程でかたまってしまい、普段のハミガキでは取れにくくなってしまうそうです。
自分で取ってもいいの?
歯石は歯ブラシでは取ることができないですが、ネットで購入できるスケーラーと呼ばれる専用の器機を使えば自分で取ることも可能です。
しかし歯医者さんが言うには「歯医者でも自分の歯の歯石を取るのは難しいので、素人がやると大変危険。なので必ず歯医者に来て歯石除去を行って下さい。」とのことでした。
実際にやってもらった私も、「絶対に自分ではできない」と感じましたし、後で詳しく書きますが費用も安いので歯医者でやったほうが間違いなく良いです。
歯石ができない奇跡の唾液?
歯石ができる期間については個人差があって、1ヵ月足らずで出来てしまう人もいれば何十年も出来ない人もいるのだとか。
唾液中にカルシウムがほとんど分泌されない珍しい人もいるそうで、そんな人は歯石除去の必要はない奇跡の唾液の持ち主だそうです。羨ましいですね!
保険適用になるの?費用はいくらかかった?
これは気になりますよね!3割負担と全額負担では全く費用が変わってきます!
私も費用が気になっていたので、予約する前に3つの歯医者さんに電話で「虫歯治療ではなく歯石除去だけしたいが、保険適用となるか?費用はいくらか?」を確認しました。
その時の回答はこんな感じ。
- 1つ目の歯医者さん
「保険適用となるかは、実際にきて頂かないとお答えできないです。また歯石除去だけを単独ですることはできないです。」 - 2つ目の歯医者さん(実際に予約した)
「保険適用となります。費用は2回に分けて治療を行いますので、1回目が初診料を入れて3000円以内、2回目は虫歯などなにもなければ1500円程です。」 - 3つ目の歯医者さん
「保険適用となります。費用は全部で5000円程をみておいていただければ大丈夫です。」
このような回答になりました。
歯医者さんによっては電話口で「保険適用になる。」と断言してくれるところもあれば、「実際に来ていただかないとわからない」となる場合もあって明確な決まりはないように感じました。
以下ネット上にある保険適用可否の情報です。
- 保険適用となる場合・・・虫歯や歯周病の治療の場合。歯茎の状態が悪い人。
- 保険適用外となる場合・・・虫歯や歯周病の予防の場合。予防が目的の時は保険適用外。
つまり治療が必要な場合は保険適用だが、予防の場合は保険適用外となるようです。
今回の私の場合「虫歯治療ではなく歯石除去だけしたい」と予約の際に話しましたので、電話の段階では予防ですよね?
それなのに、2つの歯医者さんでは即答で「保険適用となる」と返答がありましたので、保険適用となるかはまず一度歯医者さんに電話で確認したほうが良いです。
今回の経験から、何件かに確認をして保険適用になると回答があった歯医者さんにいったほうがスムーズだと思います。
ちなみに私は今回は保険適用となりましたので、2回通院して1回目が初診料込みで2300円、2回目は1200円ですみました。
痛みはあるの?
これも気になりますよね。
まぁ痛みは感じ方が人それぞれ違うかとは思いますが、私の場合は歯石除去についてはほとんど痛みは感じなかったです。
しかし、一番最後にやってもらったデンタルフロスという歯と歯の間を掃除する糸がハチャメチャに痛かったです・・・。
私はラグビーやボクシングをやっていたので、痛みに慣れている方だと思うのですがめっちゃ血が出て、思わず歯科衛生士さんに「これはヤバイ。」と言ってしまった程。
まぁ歯磨きと同じでいつもやっていると歯茎が正常な状態に戻り、血が出なくなるとのことでそれからは毎日デンタルフロスを使って、歯茎を鍛えています。
実際の治療の流れは?
ここでは簡単に初診の際の実際の治療の流れを書いていきます。
実際にどんなことが行われるのかわかっていたほうが、行きやすいですよね。
- 歯のチェック・・・歯茎を針で軽く刺す。歯を小さいハンマーみたいなもので全体的に叩く。
- 小さいドリルで歯全体を擦る。
- 機械で歯石を削る。
- 歯医者さんの検査。歯全体を虫歯がないかチェック。←ココ以外は歯科衛生士さんが担当。
- 今度は手で歯石を削る。
- 機械でつるつるになるように仕上げの磨き。
- うがいをする。
- 地獄のデンタルフロス。
- 歯の画像を見ながらその日に受けた歯石除去の手順を解説される。
保険適用の場合このような流れでした。保険適用の場合は1回目は上の歯だけを、2回目は下の歯を治療する決まりがあるとのことです。
なにか効果はあったの?
続いて気になるのが、実際に歯石除去をするとなにか効果があるのか?というところですよね。
結論からいいますと効果はありました!その効果は以下。
- 見た目。歯と歯の間の汚れが取れてキレイになった。
デンタルフロスという歯と歯の間を掃除する糸の使い方を教えて貰えたのも良かったです。 - 口臭。朝起きたとき、ハミガキをする前の口がいつもよりスッキリした気がする!
- ハミガキのやり方も教えて貰えるので、毎日のハミガキに気合が入る。
すぐに感じた効果としてはこんな感じです。
ただこの効果以上に歯石除去をしに歯医者へ行って良かったと思ったことがありました。
それは”今まで一度も虫歯になったことがなかったのに、虫歯になりかけの歯が見つかったこと”です。
歯医者、行ってみるものですね。
次回からは虫歯治療のために歯医者へ行ってきます(笑)
歯石除去まとめ
- 歯石除去は全ての方に必要な治療。口臭予防や虫歯予防になるので3ヶ月から半年を目安に歯医者へGO。
- 保険適用となるかは必ず来院予定の歯医者さんに電話で確認を。
- 虫歯の早期発見につながることもあるので、今まで虫歯になったことのない人も歯医者へGO。
- この記事は2020年5月28日最終更新です。
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