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色々な方向音痴の治し方を方向音痴が実践していった結果まとめ

方向音痴 治し方 体験記
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この記事では、生まれてから現在まで30年以上方向音痴に悩まされてきた私が色々な治し方を調べて実践した結果を書いています。

「私自身が方向音痴と気づいたキッカケ」や「実際に効果があった方法」、「改善されなかった方法」などをわかりやすくまとめてみました。

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私自身が方向音痴だと気づいたキッカケ

まずは私自身(30代男)が方向音痴と気づいたキッカケからお話します。

少し長いですので、方法だけをお知りになりたい方は下記のリンクからジャンプしてご覧下さい。

私自身が方向音痴だと気づいたのは、18歳の時にバイクの中型免許を取って行動範囲が大幅に広がった時のことです。

免許を取り立ての頃はとにかくバイクに乗るのが楽しくて、適当な行き先を探しては出かけていました。

免許を持っている友達が周りにいなかったこともあって、最初の頃は1人で出かけていたのですが、次第に周りの友達もバイクの免許を取得しツーリングに出かけることも増えてきました。

そんなある日、私が行き先とルートを決めて友達と出かけることになったのですが、頻繁に道を間違えてしまい当初予定していた到着時間を大幅に過ぎて目的地に到着することになりました。

当時は、GOOGLEMAPのルートナビ機能などもなく、迷うたびにバイクを停めて地図を見ていたのですが、この時初めて人から「お前はかなりの方向音痴だね」と言われて、自分が方向音痴なのだと知りました

正直、方向音痴と言われた直後は「初めて行く場所なので、仕方が無いのでは?」と思っていたのですが、途中から友達に前を走って誘導してもらうとびっくりするぐらいスムーズに目的地に到着したのです。

少ししか地図を見ていないのに、正しい場所で左折右折して行く姿をみて「コイツが凄いだけでは?」とも考えましたが、その後色々と方向音痴の人の事例を見てみると見事に自分に当てはまってヘコんだのを覚えています。

その後は「ナビを使えばいいだけ」と、自分が方向音痴であることから目を背けてきたのですが「30歳を超えて方向音痴のままは流石にまずい」と考えるようになり、色々な治し方を試すようになったのでした。

ここからはそんな私の経験を基に、方向音痴の治し方で「実際に効果があった方法」と「改善されなかった方法」をそれぞれご紹介していきます。

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実際に効果があった方法

ここでは、方向音痴の治し方で実際に効果があった方法をご紹介しています。

事前に道をGoogleストリートビューで見ておく

この方法は平面の地図ではイメージしにくかった「曲がらないといけない交差点」を、Googleストリートビューを使って実際の写真でみることで記憶しやすくするというものです。

私は平面の地図では何度見ても道順を覚えることが出来なかったのですが、Googleストリートビューを使えば風景である程度「曲がらないといけない交差点」を覚えることができ、この方法は本当に効果がありました。

ただこの方法にはデメリットもあって、田舎だとGoogleストリートビューが見れないところも多く、もし見れたとしても目的の交差点を表示するのに時間がかかり、安心できるレベルに達するまでにはかなりの時間を要します

そもそもこの方法は丸暗記に近いものであり、この記事のテーマである「方向音痴を治す方法」ではないですよね。

しかし距離が近めの場所へ行く必要がある時には、道を覚えるのにもあまり時間はかかりませんので、知っていて得する方法であることは間違いないです。

地図を書く

こちらの方法は、出発点から目的地までの道のりを「Googleマップ」や「紙の地図」などを参考にしながら自分で書いてみるというものです。

家を出てから目的地に到着するまでを実際に書いてみると、曲がらなければならない交差点までの距離感や「この交差点はすぐ手前にも曲がれるところがあって、気をつけないと間違えそうだ」など色々なことに気付くことが出来ました。

この方法で道を覚えれば確かに道を間違えることは少なくなり、その後同じ道を通る時も記憶がしっかりしているので迷いにくく、その効果を確かに実感できる方法でした。

しかし、この方法は地図を書く必要があるため、先程ご紹介した『事前に道をGoogleストリートビューで見ておく』方法よりも更に時間がかかります

ただこちらも丸暗記に近い方法ではありますが、自分で地図を書くと地図を見た時の距離感の掴み方を覚える訓練にもなりますので、方向音痴を根本的に解決する方法としては有効であると感じました。

更に自宅に帰ってきた時にもう一度地図を見直し、自分が実際に通ってきた道をなぞって復習するとより理解が深まりますよ!

自分一人の力で目的地に辿り着く訓練をする

この方法は、誰かと一緒にいるとその人頼みになってしまうので、自分一人の力で目的地まで辿り着く訓練をする方法です。

思い返せば、私は中高生の頃からどこへ行くときもほとんど友人らに道案内をまかせていたように思います。その結果、大人になってからも自力で道を覚えることが出来なくなってしまったのです。

ですので、子供の頃に怠けて身に付けられなかった『自分だけで目的地に辿り着くチカラ』を鍛える必要があるのだと、この方法を見つけた時に強く思いました。

その後、実際にこれまでに全く行ったことのない少し遠目の目的地を設定し、道順を家でしっかり覚えた後、いつも使っていたGoogleマップのナビを使わずに目的地へ行くということを試してみました。

最初の内はやはり途中で道順を外れてしまいコンビニで地図を確認することになりましたが、*6回目のチャレンジでは、途中で地図を見返すことなく目的地に辿り着けるようになっていました

*毎回同じくらいの距離で違う目的地を設定した6回目です。

人それぞれベストな改善方法はあると思いますが、この『自分一人の力で目的地に辿り着く訓練をする方法』は絶対に試したほうが良いです。

ここまでにご紹介した実際に効果のあった方法「事前に道をGoogleストリートビューで見ておく」や「地図を書く」を駆使して、1人で目的地に辿り着けるまで何度も訓練を繰り返せば、完全に方向音痴が改善されなくとも今よりは確実に方向感覚が身につくことでしょう!

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改善されなかった方法

ここからは、方向音痴の治し方で試してみたが改善されなかった方法をご紹介しています。

周囲に注意して動く(風景やお店などに興味を持つ)

方向音痴と言われる人の特徴として、通った道にある建物や景色を”注意深く見ていない”というのがあるようです。

これを初めて聞いた時は私も「確かにそうだ!」となりました。

お店の場所などを尋ねた時「〇〇交差点の近くにあるピンク色の建物わかる?」と言われて、ほとんどの人がピンとくるような目立つ建物であっても私だけ「?」となることはよくありました。

このことに気づいてからは『周囲に注意して動く』ことを癖付けようと意識して過ごしていたのですが、どんなに気をつけても目的地の建物以外に興味を持つことができませんでした。

”周囲に注意して動いたり、風景に興味を持つ余裕がない”といった感じでしょうか、とにかく「〇〇交差点で曲がらなくては!」ということばかりが気にかかり、この方法では方向音痴でない人の感覚を身につけるには至りませんでした。

このような私の状況を知った方から「通り慣れた道から徐々に周りを見ることを初めてみては?」というご意見も頂きましたが、確かに通い慣れた道であれば周りをみる余裕があって風景に興味を持つことができます

しかし、通い慣れた道以外ではいつになっても余裕が生まれることはありませんでした。

時間を意識して道を覚える

これは多くの方が著書やWEBサイトで紹介していた方法で、あらかじめ目的地までにいくつかの目印を決めておき、1つ目の目印までは◯分ぐらいかかり、2つ目の目印までは◯分という風に距離を時間に換算して覚えていくという方法です。

方向音痴の人はとにかく距離感を掴むのが苦手である為、距離感を時間で掴むということですが、これはあまりにも曖昧な方法で実践することもできませんでした。

なぜなら、方向音痴の私達はただでさえ迷いやすいのに、地図をみて更に時間を見る余裕はないのです。徒歩であれば実践できるかもしれませんが、車を運転しながら時間まで気にするなんて不可能に近いです。

あるサイトには『◯分で目印まで着かなければ、道を間違えていると気付くはずです。』などとも書いてありましたが、そんなに時間ぴったりに動けることなどほとんどないでしょう。

同じサイトでは、上記の説明の後『道が混んでいる時は予定よりも時間がかかる可能性があるので、気をつけましょう。』ともありましたが、この文章を書いている時にこの方法は紹介すべきではないと気づけなかったのでしょうか?

道に迷ったことに気づいた時点で引き返す

こちらも方向音痴の治し方を調べている時によく見かけた方法です。

この方法が書いてあるサイトや著書によれば、方向音痴の人は直感に頼ってどんどん先に進んでしまうケースが多いようです。

確かにこれはわかります!私も方向音痴のクセになぜか直感には自信があって「ココは左だ!ココは絶対右だ!」と、よく間違った道に進んでいっていたものです。

しかし、冷静に考えてみると「道に迷ったことに気づいた時点で引き返す」というのはめちゃくちゃ難易度が高くはないでしょうか?

道に迷ったことをできれば認めたくないですし、迷ったことに気づいても一体どこまで引き返せばいいのかわかりません。

一見使えそうな方法ですが、私には全く効果がない方法でした。

必要な目印のみを記憶する

「曲がらないといけない交差点」にある目印のみを覚えて、それ以外の目印は全て無視するという方法です。

必要な目印だけを覚えて、その目印が見えるまではひたすらまっすぐ突き進み目的地に辿り着くというシンプルかつワイルドな方法ですよね!

ただ私はこの方法を見た時にすぐに「曲がらないといけない交差点に目立つ目印がない時はどうするのだろう?」と思いました。

色々と調べてみましたが、目立つ目印がない時の解決策はどこにも書かれていませんでした。

仮に道を調べている時、目立つ目印を全ての交差点で見つけられたとしても、実際に外に出てみると目印の順番がわからなくなり「曲がらないといけない交差点」を見落としてしまいそうです。

方向音痴 治し方まとめ

今回は『方向音痴で悩んでいる私が色々な治し方を調べて実践した結果』ということで、長年方向音痴で悩んできた私がこれまでに試してきた治し方を「効果のあったものとなかったもの」に分けてまとめてみました。

現在私は完全に方向音痴を克服したとまでは言えませんが、迷うことも少なくなりかなり改善はできたと思っています。

効果のあった方法を見直してみると「事前に道の画像を見ておく(Googleストリートビュー)」や「地図を自分で書く」「自分一人の力で目的地に辿り着く訓練をする」など時間がかかる方法が主で、方向音痴の人は方向感覚を一から鍛え直すのが最優先であるということがわかりました。

”急がば回れの精神”で今回ご紹介した効果のあった方法を続けていけば、私を含めたほとんどの人が方向音痴を克服できるのではないかと思います。

現在はスマートフォンなどでもナビ機能を無料で利用でき、方向音痴であることもあまり気にならなくなってきていますが、ナビが使えない道などいざという時のために方向感覚を鍛え直してみてはいかがでしょうか?

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