沖縄旅行にオススメの格安宿、ゲストハウス・ドミトリーとは?

体験記
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この記事では、私が19歳から20歳の頃、地元大阪から沖縄に来た時に1年間程生活していたゲストハウスやドミトリーといった宿泊施設についてご紹介しています。

「ゲストハウスとドミトリーの違い」や「メリット・デメリット」、「女性の宿泊は危険?」「持っておくと良いもの」など実際に住んでみてわかったことなどを書いています。

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ゲストハウスとドミトリーってどんなとこ?

まずはこれからゲストハウスやドミトリーに宿泊しようと考えている方向けに各施設の特徴などをご紹介していきます。

ゲストハウス

ゲストハウスの主な特徴は以下のとおりです。

基本的に個人が経営している。(小規模な宿泊施設)
ゲストハウスのほとんどは家族経営であったり、オーナー1人が管理しています。
アメニティサービスがなく基本的には素泊まり
通常のホテルにあるベットメイキングや食事などを省くことで、低料金を実現しています。
完全個室のところもあるが、布の仕切りのみというところも多い
少し料金が高いところでは、鍵付きの扉の完全個室があるところもあります。
しかし、大体は簡易的な鍵や布のみでスペースが区切られているということが多いです。
お風呂や食事をするスペースなどは基本的に共同スペース
ゲストハウスで、それぞれの部屋にお風呂があるというのは見たことがありません。
一軒の家を宿泊者たちが共同で使うのが、ゲストハウスと思っておけば、イメージしやすいかもしれません。

ゲストハウスの本来の意味は、母屋とは別に用意されたお客様向けの小屋や住宅を指すようです。

ドミトリー

こちらはドミトリーの主な特徴です。

基本的には、ベッドのみが自分のスペース
ホテルにしか宿泊した経験のない方が驚くのがこれです。
ベッド以外は全て共同スペースとなるのが、ドミトリーの大きな特徴です。
大きな部屋に二段ベッド、三段ベッドがたくさん設置されている
ベッドとベッドの間は細い通路になっています。
少ないスペースにたくさんのお客さんを宿泊させることで、低料金を実現してます。
男女が同じ部屋であることが多い
女性が一人で宿泊するのは危険と言われる理由ですね
ただ、日本のドミトリーでは、かなり男女別のところが増えているようです。
ゲストハウスと同じく、お風呂やトイレ、食事をするスペースなどは共同スペース

ドミトリーの本来の意味は、相部屋を前提とした部屋のことです。英語で「寄宿舎や眠る場所」という意味の[dorm]が語源となっています。

ゲストハウスやドミトリーの特徴は主に上記のようなものです。

宿のランクということでみると「ホテル>ゲストハウス>ドミトリー」となり、もちろん値段はドミトリーが一番安い宿になります。

しかし正直なところ、ゲストハウスやドミトリーという名称は、オーナーの判断で名乗ることとなるため、それぞれの違いは結構曖昧なところが現実です。

ドミトリーならではの選択

ドミトリーでは、他のホテルなどでは絶対に聞かれないことを選択することがあります。

それは、二段ベッドの上下の選択です。

予約した順に上下が決められるドミトリーもありますが、基本的には要望を聞いてくれるところが多いようです。

ここでは、二段ベッドの上下のそれぞれの特徴を書いておきます。

二段ベッドの上段

まずは【二段ベッドの上段】の特徴(デメリット・メリット)です。

デメリット

上り下りが大変
一泊や二泊程度であれば、そこまで苦にはならないかもしれませんが、自分のスペースがベッドだけのドミトリーでは結構大きなポイントです。
特に酔っ払って帰ってきた時などは上段に上がるのがとてもキツイです(笑)
ギシギシ音が気になる
二段ベッドは上段に上がる時にどうしてもギシギシ音が鳴ります。
夜中に帰ってきた時などは、下段の人に気を使うことになります。

メリット

ベッドが覗かれにくい
下段に比べ仕切りをすれば、ベッドを覗かれることが少ないのは上段のメリットです。
防犯面では下段より少し優れている
残念なことですが、ドミトリーでは貴重品を預ける所がないことや部屋に鍵がないことから、ホテルに比べて盗難にあいやすいです。
ベッドの所有者(宿泊者)以外が、上段に登るととても目立つので、下段よりは上段の方が安全ということです。

二段ベッドの下段

こちらは【二段ベッドの下段】の特徴(デメリット・メリット)です。

デメリット

ベッドが覗かれやすい
上段のメリットが下段ではデメリットになります。
防犯面で少し不安
上段に比べ、下段の方が盗難に合う確率が高いです。

メリット

ベッドへの出入りが楽
上段のデメリットが下段のメリットに。
荷物を地面に置いておける
貴重品などが入っていない荷物であれば、地面に置いておいて、そのまま荷物の出し入れができます。
荷物を預かるサービスがないドミトリーでは、結構重要なポイントになります。
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ゲストハウスやドミトリーに宿泊する時に持っておくと良いもの

ここでは「ゲストハウスやドミトリーに宿泊する時に持っておくと良いもの」をご紹介しています。
あまり明るくなりすぎない小さなライト

GENTOS(ジェントス) 懐中電灯 【明るさ15ルーメン/実用点灯12時間】 単4電池1本で使えるGKシリーズ ANSI規格準拠
LEDハンディライト
消灯時間になると部屋の電気が消されて何も見えなくなります。
そのため、周りに迷惑にならない程度の明るさのライトを用意しておくととても便利です。

ひもや洗濯ばさみ

コクヨ PP紐 100m 3本撚り チーズ巻き 白 ホヒ-51W
●100m巻きのPPロープです。 ●3本撚りロープで耐久性に優れています。 ●重包装にも最適です。
自分のスペースが少ないので、ベッドにひもを通すなどして、デッドスペースを活用します。
最初からある仕切り(目隠し)が不完全な場合に、自分でひもに布をかけて洗濯ばさみで固定し、目隠しを作るといったワザにも使用できます。

南京錠やダイヤル式の鍵や鎖(ワイヤーロック)

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) 【2019年5月~】 ダイヤルコンボワイヤーロック DKL101-BK パスワード自由設定 全長65cm
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ZHEGE TSAロック 南京錠 旅行 ダイヤル式 ワイヤーロック 暗証番号 荷物、スーツケース、バックパック用
ZHEGE TSAロック 南京錠 旅行 ダイヤル式 ワイヤーロック 暗証番号 荷物、スーツケース、バックパック用
盗難対策です。ベッドに鎖と鍵をつけ、そこにバッグをくくりつけておくだけでも有効です。
貴重品は常に持ち歩きましょう。

S字フック

ACMETOP S字フック フックS字 汎用フック 錆防止 アルミ合金 滑り止め 吊り下げ フックS字 光らす表面 ブラック 12個 (Bタイプ)
もしお客様は何か問題があれば、ご遠慮なくいつでもご連絡してください。
こちらもデッドスペースの活用に使用します。
宿に到着した時に長期滞在の方のベッドを見てみるとスペースを有効に使う方法が見えてきます。

マルチタップ(コンセントの数を増やすもの)

OHM 安全タップ 集中スイッチ付 3個口 2m 白 (00-1283)
点灯式集中スイッチで待機電源をカットして節電 ホコリ防止シャッターでほこり侵入・感電事故防止 絶縁カバーがトラッキング火災を防止 180度回転プラグで狭いスペースでもOK

昔は電気が必要な製品を複数持ち歩くということがなかったので、宿にあるコンセントの数は少ないです。

ベッドに一つしかないことなどもありますので、マルチタップはとても重要なアイテムの一つです。
コンセントまで距離があることも考えられますので、用意できるのであれば、少し長さのあるコード付きのものが特に便利です。

サンダル

[Kahoo] 島ぞうり 【 カフーオリジナル彫刻入り 】 沖縄 ビーチサンダル
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沖縄なら島ぞうりですね!
宿の中を移動するときやちょっとした外出の時にあると便利です!

耳栓

耳栓 安眠 防音 Quietide 睡眠用耳栓 遮音値31dB 睡眠 飛行機 仕事 勉強 繰り返し使用可能 携帯ケース付き 一年保証 日本語説明書付 Q4 紫
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いびき対策や昼寝用です。
運が悪く、いびきがうるさい方がいる部屋に当たった際にないと困るレベルの必須アイテムです。

以上が、「ゲストハウスやドミトリーに宿泊する時に持っておくと良いもの」になります。

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ゲストハウスやドミトリーに女性が一人で宿泊するのは危険?

ゲストハウスやドミトリーに女性が一人で宿泊するのは危険」これもよく言われることですが、実際にはどうでしょうか?

危険な理由としては以下のようなものが考えられます。

1.夜は管理人がいない
オーナーが一人で経営しているところでは、料金は先払いで受け取るようにしていて、夜は管理人がいない場合も多いです。
2.部屋の鍵がない
各施設の特徴でもご紹介しましたが、仕切りがあるだけで鍵のないところが多いです。
3.男女混合部屋のところが多い

女性一人の宿泊が危険な理由としては、主に上記のようなものが挙げられます。

私が実際に宿泊していたゲストハウスでも、上記3つの特徴が全て当てはまっていました。

それでも、女性一人で宿泊される方は結構いらっしゃいましたが、実際に「危ないなー」と思うことも結構ありました

基本的には団体部屋で他のお客さんの目もありますので、いきなり襲われるなんてことは考えにくいですが。。

最近では、低料金のゲストハウスでも、「完全個室」となっているところや「女性専用の部屋がある」ところもありますので、女性一人で宿泊を検討されている方はそういったところを選ぶのが良いかもしれません。

ゲストハウスやドミトリーのメリット、デメリット

ここでは、ゲストハウスやドミトリーのメリットやデメリットを簡単にまとめています。

メリット

とにかく料金が安い
ゲストハウスやドミトリーを宿泊先に選ぶ一番の理由はやはり料金です。
共同のスペースが多いので、出会いが多い
ダイニングなどの共同スペースで、みんなでご飯を食べたり、夜にお酒を飲んだり。
仲良くなりやすいムードのところが多いです。
普段できないような体験がたくさんできる
ゲストハウスやドミトリーでは、宿が主宰のイベントや宿泊者が考えたイベントなどがよく催されます。沖縄ですと「ビーチパーティー」や「宿の屋上でのバーベキュー」「みんなでレンタカーを借りて有名な観光地に」などなど楽しいイベントも盛り沢山です!
個性的な宿が多い
いくつかゲストハウスやドミトリーの写真を見てみるとわかるかと思いますが、オーナーの趣味全開の宿が多いです(笑)きれいなホテルも良いですが、個性的な宿を選ぶのも楽しみの一つです。
地元のことを色々教えてもらえる
オーナーさんやスタッフの方は、その地域が好きで働いている方がほとんどです。そのために、地元の穴場スポットや安いスーパーなど、尋ねれば大半のことは答えてくれます。

デメリット

快適に過ごせるかどうかは運の要素が強い(宿の当たり外れが大きい)
ゲストハウスやドミトリーで快適に過ごせるかどうかは共同スペースが多いことから、同じ時に宿泊する人によってかなり左右されます。これは完全個室の部屋に宿泊する時でも同じで、シャワールームやトイレ、ダイニングなどが共同スペースですので、汚い使い方をする人がいると快適に過ごすことはできません。いびきや臭いなども問題になることが良くあります。

荷物や自分で買った食品などを盗難にあっても自己責任
私が宿泊している1年間にも、2回ほど盗難事件が起こりました。私自身も買ってあったお米を勝手に炊かれて食べられたことがありました(笑)
荷物の管理に神経を使うのはデメリットです。
水回りが共同
ここまでにも紹介してきましたが、トイレやお風呂が共同です。
潔癖な方には、大きなデメリットです。

このメリットやデメリットを見て頂くとわかるかと思いますが、ゲストハウスやドミトリーに宿泊する時の事前リサーチは普通のホテル以上にとても重要です。

宿の写真、特に利用者の口コミをよくチェックしてから宿泊先を決めることをおすすめします!

ゲストハウスやドミトリーまとめ

今回は「沖縄旅行にオススメの格安宿、ゲストハウス・ドミトリーとは?」ということで、ゲストハウス、ドミトリーの特徴やメリット・デメリット、持っておくと良いものなどをご紹介しました。

私も初めて泊まった時は「大丈夫かな?」「うまく馴染めるかな?」とか色々考えていましたが、結果的に居心地が良すぎて一年間も暮らしてしまいました。

一年間の間にいろんな人が宿泊しに訪れましたが、「ずっとここにいたい」という人が大半で「すぐに帰りたい」という人はあまりいませんでした。

私が泊まっていた宿でも、盗難があったり、臭いがキツイ人なんかがいましたが、総合的にみると「ずっとここにいたい」と感じる宿でした。

向き不向きはあるかと思いますが、是非一度はゲストハウス、ドミトリーで宿泊することを体験して頂きたいです。

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