この記事では、ConoHa WINGレンタルサーバーを利用している方のサイトでSSL化(https化)しているにも関わらず「警告: 潜在的なセキュリティリスクあり」と表示された時の対処方法を書いています。
警告が出ている間は誰もサイトにアクセスすることができない状況となりますので、早急に対応しておきましょう。*2020年2月19日最終更新
ConoHa WINGで「警告: 潜在的なセキュリティリスクあり」と表示される原因と対処法
『ConoHa WING(コノハウイング)』を利用中のSSL化(https化)済みサイトで、上記画像のように「警告: 潜在的なセキュリティリスクあり」と表示される原因は『ConoHa WING(コノハウイング)』の無料独自SSL設定が『OFF』になっていることです。
*上画像は「Firefoxブラウザ」で表示されたエラー画面のキャプチャですが、その他のブラウザ「GoogleChrome」「IE」でも同様のエラーが表示され、サイト表示はできませんでした。
無料独自SSLを『ON』にすればサイトは表示されるようになりますので、まずは「ConoHa WINGの管理画面」へログインします。
その後「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「無料独自SSL」とクリックしていき、上画像に表示されている「利用設定」のところを『ON』にすれば完了です。
この設定は『ON』を選んだ後、上画像では”利用中”と表示されているところが”設定中”に変わり、およそ5分程で設定が反映され”利用中”となります。
”利用中”となったことを確認後、サイトへアクセスすると正常に表示されているはずです。
無料独自SSLが自動的にOFFになった原因
私も利用している無料SSL証明書「Let’s Encrypt(レッツエンクリプト)」は、通常は自動的に無料で更新される為、期限切れになることはありません。
『ConoHa WING(コノハウイング)』の担当者の方にチャットでも問い合わせてみたのですが「
これまで自動的にOFFになったという問い合わせ自体もなかったようですので、原因の詳細を確認後ご連絡いただけるとのことです。
ですのでまた詳細がわかり次第、当記事に追記させて頂きます。
*2020/2/19追記 『ConoHa WING(コノハウイング)』の担当者の方から問い合わせの翌日に連絡があり『SSL証明書の状態チェックの処理において、一部環境で不整合が発生していた』と回答がありました。
一部の利用者のみに発生した現象だったのですね。現在は調整済みの為、無料独自SSLが勝手に無効になることはないとのことです。
この記事のまとめ
上画像は「潜在的なセキュリティリスクありと表示された画面」で、詳細情報→危険を承知してサイトへ進むを押した後に表示された英文です。
無料独自SSLがOFFになっている間は、どのようにしてもサイトを表示させることはできなかったようです。
今回は警告が出ていることにすぐ気づくことができましたので、アクセス減少被害とサイトの信頼性低下は最小限に抑えられましたが、タイミングが悪く気がつくのに時間がかかっていたらと思うとゾッとしますね。
私はこのサイト以外にも複数のサイトを管理しているのですが、全て『ConoHa WING(コノハウイング)』で運営しているため全サイトが表示されなくなっていました。
今回ご紹介させて頂いた対処法を調べるのにも少し時間がかかりましたので、この記事が同じ状況になった方のお役に立てば幸いです。
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